子供がいじめられているようです。。どこに相談すればいいですか?
いじめを苦に自殺する子供の数は一向に減る傾向がありません。もしも自分の子供がいじめられている事実に気付いた場合、いじめを止めたいけれども何をして良いのか分からない、子供をどのように守れば良いのか分からないと悩む人も少なくありません。
今回は子供のいじめに気付いた保護者が出来る様々な対策を紹介します。
いじめあるある!学校で起こっていること
いつの時代にもなくなることがない「いじめ」ですが、実際にいじめにあったことはなくてもいじめの現場を見たことがあるという人がほとんどではないでしょうか。
学校で起こっているいじめとは、実際にはどのようなものでしょうか。
「いじめ」でよくあること、いじめ「あるある」をまとめてみました。
- 無視をする
- トイレに呼び出す
- 集団で一人をバカにする
- 仲良く見えても実際は使い走り
- 小突いたり、蹴ったりする
- 容姿を原因に悪口を言う
- 物をかくされる
最近では上記のようなもののほかに、SNS上でのいじめも増加傾向にあります。
SNSでのいじめはまわりが気づきにくく、子供が相談しにくいという現状があります。
いじめはどこで相談すればいいの?
自分の子供がいじめられている場合や子供本人がいじめに悩んでいる場合、まずはどうすればいいのか相談する窓口を探す必要があります。
窓口で相談すれば子供が受けている内容がいじめであるかどうかを客観的に判断してもらえますし、実際にいじめであった場合の対策やアドバイスを仰ぐことが可能です。
特に本当にいじめられているのかどうか分からないと悩んでいる人にとって、相談窓口は親にとっても子供にとっても重要な役割を担っています。相談窓口は公的なものがいくつか設置されており、具体的な相談窓口に関しては以下のような公共機関が挙げられています。
24時間子供SOSダイヤル
いじめ相談の公的な窓口として代表的だとされているのが、「24時間子供SOSダイヤル」です。これはいじめ問題に悩んでいる保護者や子供本人が24時間利用できる電話窓口であり、都道府県及び指定都市教育委員会が相談体制を整備しています。
特徴としては、名前の通り24時間利用できるところです。夜間や休日にも対応しているのでいつでも気軽に利用できますし、複雑な相談内容に対応できるように児童相談所や警察、いのちの電話協会、臨床心理士会など様々な組織と連携しているところも大きな特徴となっています。
◇ 文部科学省「24時間子供SOSダイヤル」 0120-0-78310 (2022年10月、著者調べ)
子供がメールで相談できる
電話相談は直接悩みや相談内容を打ち明けられる反面、なかなか口頭では伝えにくいいじめの内容に関しては打ち明けにくい部分もあります。そこで利用されている相談窓口のひとつとして、メールを利用した相談が可能となっています。公共の窓口として主に「インターネット人権相談受付窓口」や「NPO法人いじめ対策プロジェクト」が行なっています。
こちらは子供自身が直接相談できるところがポイントとなっていて、親にも誰にも打ち明けられないいじめ問題を周囲に気付かれずに相談できるところがメリットです。
◇ 法務省「インターネット人権受付窓口」(2022年10月、著者調べ)
LINEでカウンセラー対応
さらに最近一部の市町村などで試験的に運用されている公共のいじめ相談窓口として注目されているのが、「LINEを使った相談窓口」です。こちらは学校に配布されている専用のQRコードをスマートフォンで読み取って相談専用のアカウントを取得できるシステムであり、LINE側の提案によって実現したものです。
この相談窓口はSNSやインターネットを利用したいじめが増加した経緯から生まれた窓口で、SNSやインターネット上で行われているいじめの画像を直接貼り付けて相談できるところが特徴になっています。
文部科学省は、現在の試験運用から本格的な運用へと2018年度の概算要求に盛り込む方針だということです。
保護者向け相談
窓口の中には子供向け以外にも、いじめられている子供を持つ保護者向けの相談窓口も設けられています。代表的なものとしては「子どもの人権110番」「インターネット人権相談受付窓口」「ヤング・テレホン・コーナー」「東京都いじめ相談ホットライン」などがあります。
これらの相談窓口はいじめられている子供の保護者がどのように対応するべきなのかをアドバイスしてくれるところが特徴で、いじめられているかどうかのサインを見極めるポイントや解決するための対策について教えてもらえるところがメリットです。
◇ 法務省「子供の人権110」 0120-007-110 (2022年10月、著者調べ)
◇ 警視庁「ヤング・テレホンコーナー」 03-3580-4970 (2022年10月、著者調べ)
「転校」はいじめの解決につながる?
いじめが理由の場合には、引っ越しをしなくても転校できる
では実際にいじめを解決するための方法としては何があるのかですが、実は有効な手段の一つとして紹介されているのが「転校」です。
一般的にいじめが理由で転校は出来ないのではないかと思われがちですが、文部科学省もいじめが原因での学区外への転校には配慮するように全ての学校に通達を出しています。
いじめを理由とした転校は、自分たちが引越しをしなくても可能とされているのです。
担任が反対する場合
いじめを理由に転校したいと思っていても、なかなか実行できない場合がいくつかあります。そんなあるある事情の中のひとつが「担任が転校に反対している」場合です。
担任が反対する理由には「そんな理由で転校できるはずがない」という思い込みがあったり、「自分のクラスでいじめがあったと周囲にバラされるのではないか」などの不安があったりと、様々な事情や背景があります。
このような場合には教育委員会に相談するのがおすすめです。
教育委員会が消極的な場合
担任が転校に反対しているので教育委員会に相談するも、今度はこちらが消極的な態度になっている場合もよくあります。消極的になっている理由としては「就学校指定の変更が多く出されると、各小中学校の教職員配置や学級編成などを見直さなければならなくなるから」だと考えられています。
このような場合は市区町村議会の議員や第三者機関に相談して対応してもらうと、態度が変わる場合も少なくありません。
子供が転校を嫌がっている場合
子供を守るためにいざ転校させようと思っても、肝心のいじめられている側の子供が嫌がる場合もあります。転校を嫌がる「あるある」な理由としては、「友達と離れたくない」「被害者なのに逃げ出すようで悔しい」「新しい学校でもいじめられるのではないかと不安」などが挙げられます。
無理に転校させるのは危険なので、保護者はこれらの気持ちを理解しつつ子供が納得できるように説得するのが大切です。
もしかしていじめ?子供のサインを見逃さない!
子供がいじめられている場合、直接は言わないけれども何らかのサインを出している場合が多いです。
「お金をほしがったりお金がなくなることが増えた」「怪我や汚れが増えた」「食欲や意欲が落ちている」「持ち物がなくなったり壊れる」「家族との接触を避ける」などの行動はいじめを受けているサインとしてよくあるものです。
そのため、これらの行動が見られた場合はいじめを疑う必要があります。
子供のいじめ調査を探偵に依頼するメリット
第一探偵事務所ではいじめ問題に関しての相談を無料で受け付けています。
子供に気付かれないように尾行や素行調査を行なってくれます。子供の交友関係やどのようなやり取りをしているのかを調査し、今後どのように対処するのかを専門の相談員と一緒に解決を目指します。
自分自身で調査をして子供に尾行などがばれてしまうと、かえって解決が困難になってしまうこともあります。プロの探偵に依頼することで、子供の気持ちを傷つけずにいじめ問題の調査が出来るところがメリットであり、おすすめのポイントです。
いじめに気付いたらまとめ
・いじめ問題に関する公共の相談窓口は複数ある
・いじめ解決の手段として転校は有効
・転校する場合には様々な問題に直面する可能性がある
・第一探偵事務所を利用すれば子供を傷つけずに調査が可能
いじめ問題の様々な課題は第一探偵事務所に依頼して解決していくのがおすすめです。
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